ライブドアが近鉄買収に「名乗り」
切り込み隊長blogより。面白いんでよく読むのですが、今回は的外れ連発かなー。
アメリカと違って、日本では野球は興行であり、メディアパワーで露出機会を増やしながら少し赤字を出し、その赤字は球団名を企業名にすることで広告宣伝費名目で吸収すると言うアメリカがやりたくてもできなかった方法論を確立したからだ。
企業の私物として、日本の(アマチュア・プロ共々)スポーツが成り立った経緯からして、今まではそれでうまくいったし、何も選択肢がない状況であれば、よかったのだが、各人々の興味の選択肢が増えた今、それでは、成り立たなくなってきただけの話では。
日本でJリーグが盛り上がりきらなかったのは、同じシステムの形成を目論んだ読売グループがサッカーから撤退し、読売ヴェルディからヴェルディ川崎にしてしまってメディア価値が減衰したことによる。自ら露出を減らしてしまっては価値が減少するのも当たり前の話だ。読売も撤退してしまって、Jリーグは自前の観客動員とペイCSだけの世界になってしまった。別にサッカーが好きと言うわけでもないが、もったいない話だ。
もうその結果論ってのがねー。たかが10年しか経ってないプロスポーツリーグとしては、優秀な部類かと思いますがね、Jリーグは。日本のプロ野球と同じような経営方式をやってれば、もうなくなってると思いますよ。そういう風に魅力がないJリーグに対して、まだ参加したいとおもえる地域・チームがあるってのが、その答えかと思います。プロ野球に魅力を感じているのであれば、大阪近鉄バッファローズという球団を買収していると思いますよ、どこかの企業が。
一番のポイントは、プロ野球というコンテンツが、今のままでは魅力がなくなってしまったということが一番のポイント。そこをどう乗り切るのかが一番の今後の課題かと思う。それが、地域密着性だったりするんだけど。。。