アジアカップ総括(00年11月15日)

オリンピックとアジアカップで見せた日本のサッカーは、アジアを制圧し、世界の強豪と伍して戦っただけでなく、非常に美しいものでした。日本のサッカーには「リズムとハーモニー」があったからです。それが、日本のサッカーにダイナミズム(躍動感、力強さ)を与えました。

トルシエは「60%のチームプレー(オートマチズム)と40%の即興性」といいます。守備から攻撃のある段階までは、個人の判断を入れず、チームの約束ごとに従ってシンプルにプレーします。そしてその後は、個々の選手の判断で攻撃を切り開き、フィニッシュに結びつけるというのです。

2000年のアジアカップの時の話なんだけど、というか、今の代表にかけてるものだよなー。悲しくなってきた。